皆様、こんにちは。TRCリユースコンサルティングの千馬です。
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
これからリユースショップは繁忙期に入ります。
新規のお客様との接点が増えるチャンスでもあります。
買取をしっかり先行して増やして、年末商戦に臨みましょう。
目次
あるご支援先で昨年、集客を増やす取り組みとして実践して、買取を増やすことに成功したのが、
Google広告です。
それまでは、新規集客のほとんどが「看板・のぼり」に頼っており、
WEB経由の新規来店が10%以下でしたが、Google広告を活用することで
WEB経由の新規来店が大幅に増え、広告を配信した店舗の
買取が昨対120%超えを連発するようになりました。
では、どんな取り組みを行ってWEB経由の新規来店を増やすことが出来たのでしょうか?
Google広告とは言っても、大きく2つの広告の種類がございます。
①1つは、いわゆるキーワード広告広告
→「リサイクルショップ 地域」でユーザーが検索したときに、
検索結果の上位に広告を表示する広告です。
②もう1つは、ディスプレイ広告(バナー型広告)
→検索はしていないが、ユーザーがECサイトやYOUTUBE、モバイルアプリ等
閲覧している際に、バナー広告が流れてきたり、表示されたりするいわゆるバナー広告です。
①のメリットは、ユーザーがそもそもキーワードを自分で叩いているため、
モチベーションの高いユーザーに自社のホームページを見てもらうことができる点です。
(興味関心が有るから、自分で検索している≒行動に移りやすい)
①のデメリットは当然、見込みの高いお客様にアプローチできるため、
競合他社も同じように広告を出稿するケースが多く、
広告の入札単価が上がってしますケースです。
(例えば、「ロレックス 買取」でキーワード広告を出すと上位に表示させるには1クリック1000円以上!かかることも)
②のメリットは、検索しないユーザーに広告を表示できるので、
多くの見込み客にアプローチすることが可能になります。
例えば、広告配信エリア/年代/性別/興味関心 等をターゲット設定して配信することが可能です。
広告の設定にもよりますが、①のキーワード広告の1/10のコストで
自社のホームページを見てもらうことに成功している会社さんも多いです。
②のデメリットは、①と比較すると自ら検索しないユーザーのため、
行動へのモチベーションはまだ高くない点です。(いわゆる潜在顧客)
その点、メリットになるのが、競合他社がディスプレイ広告はやっていないケースがほとんどです。
(すぐに自社の顧客になりにくいので、広告をやっていない可能性が高い)
結果、広告の入札単価が低く、安価に自社のことを知ってもらうことが可能です。
冒頭にお伝えした企業様は中古工具の専門店。
いわゆる一般ユーザーではなく、建築系の職人さん、電気工事の職人さんがメインターゲットです。
こういった方にターゲットを絞って、ディスプレイ広告を配信することで、
今まで自店のことを知らなかったお客様に認知してもらい、来店を促すことに成功されました。
このディスプレイ広告は、専門性の高い商材を扱っているお店。
つまり、ターゲット属性が絞られていれば絞られているほど、広告が効果的に
成果を出せる傾向にあります。
当たり前ですが、マーケティングを考える上で、
「ターゲットが明確」であれば、あるほど、
配信先が明確になり、そのターゲット顧客の興味・関心・不満・不便が明確になるからです。
そのターゲットにあった情報を発信することで、広告をクリックして頂くことができ、
自店に気づいてもらうことができるからです。
上記企業様は複数店舗を運営されており、
その各店舗から半径15キロ~20キロ/男性/30歳以上/工具に興味のある属性
に広告を配信しました。
このように、ターゲットが明確なBtoB業態ほど、
Google広告をはじめとしたWEB広告が効果的に成果を出すことが可能になります。
広告を実施すると、副次的な効果になりますが、
広告経由のホームページのアクセス数が増えるため、
結果、SEOの検索順位も上がりやすくなる傾向があります。
自社はまだまだWEB広告をやったことが無い…
どうやったら自社でもWEB広告できそうか…
とお考えの方は是非弊社セミナーにご参加及び
お問い合わせ下さいませ。
A-DOS 千馬
上記のようなWEBマーケティング事例について
弊社でお手伝いして成果を出した事例をご紹介する業態別にお話するセミナーを予定しております。
ご興味の方は是非、ご参加下さいませ。
(ちなみに、総合リユース、ブランド&質店、古着向けにご参加いただいた皆様、お申込みいただいた方は本当にありがとうございます!)
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熊本県出身。元船井総研チーフ経営コンサルタント。 船井総研入社後、住宅不動産業界、小売業界、サービス業界など約20業種のプロジェクトリーダーを務める。 大手SC店長勉強会講師、企業デューデリジェンス業務、戦略策定から実行支援まで経験を有する。 リユースチーム所属時は統括責任者として、総合、古着、ネット買取専門店業態のエキスパートとして全国に繁盛店を生み出してきた。 現在はリアル×デジタルのマーケティングをミックスさせ、新業態開発から既存店の活性化、社員教育まで幅広く対応。 リユース企業店長アカデミーTRPA(Tomorrow Reuse Professional Academy)を主宰。 《主なコンサルティング実績》 ・ リユース専門店(リアル)立ち上げ支援多数(15年以上) ・ ネット型リユース事業開発支援(30社以上) ・ 大手SC店長研修(500店舗以上の商業施設向け) ・ リユース企業デューデリジェンス業務(対金融機関向け) ・ 累計100社以上のリユース企業活性化支援 ・ 累計1000名以上のリユース業店長・マネージャー。店長候補スタッフの育成 ・ 年商1億円規模から年商200億円までのリユース企業の戦略立案及びアドバイス