経営者の言葉 お知らせ コンサルタントコラム TRCC(勉強会) セミナー・クリニック
こんにちは🎵 マーケティングコンサルタントの福本です。
先日、弊社主催のTRCC(リユース経営者勉強会)の長年の会員さんでも
あるザッカバッカーさんに、お伺いさせて頂いてお話をお伺いしました。
店舗の詳しい内容は、前回の弊社千馬のブログを見て欲しいのですが
(https://reuse-consulting.com/archives/3638)
現状、お店がうまくいっている理由を柳田社長にお聞きすると
「パーパスを決めて実践してからぶれなくなったし、
一つ一つの作業をする目的もそこに全部つながるので、
スタッフにすごく説明しやすくなりました。
結果、利益につながりましたし、パーパスを決めておいて本当によかったです。」
とおっしゃっていたのが、とても印象的でした。
ご存知の方も多いと思いますが、パーパスとは
”目的”や”存在意義”のことです。
ミッション、ビジョン、バリューとともに、
企業におけるいわゆる”理念”の部分です。
ちなみに、ザッカバッカーさんのパーパスは
①誰かのいらないものを、欲しい人に届ける
②安く、気楽にファッションを楽しんでもらう
というものです。
では、このパーパスがどのように利益につながっていくと
思われますか?
僕の前提としてあるのが、まず商売とは何か?という定義です。
「商売とは 思い・考え・哲学を形にして、お客様に届けること」
と考えています。
ポイントは、どんなに素晴らしい思い、考え、哲学を持っていても
形にしないとお客様に届かないという点です。
そして形にするというのは、商品やサービスにするということです。
目に見えるようにして、初めてお客様に伝わるということです。
その定義を前提に考えると、
このパーパスがどのように利益につながっていくか?
①誰かのいらないものを、欲しい人に届けるための行動は?
②安く、気楽にファッションを楽しんでもらうための行動は?
この行動がちゃんとなされているからこそ、お客様に届き、結果利益に
つながっていると思います。
理念がちゃんと行動につながっているからこそ、その一貫性が伝わり
お客様との信頼関係につながり、利益につながっていると思うんです。
理念(思い、考え、哲学)➡︎形にする(行動、商品、サービス、売場etc) ➡︎伝わる(一貫性)
.
伝わってますでしょうか?
理念が利益につながらないないなあと考えいらっしゃる方は、
一度、理念を行動に落とすとしたら、どんな行動につながるのか?を
考えてみてくださいね。
また、理念を実践されているお店の現場を見学したいと考えられている方は
7月13日(木)に京都での超繁盛店視察バスツアーを開催しますので、
ぜひご参加ください。
詳細はこちらになります
【2023年7月13日(木)開催 リユース繁盛店視察ツアーIN 京都 by A-DOS 詳細&お申し込みフォーム】
https://4ny00.hp.peraichi.com/
京都市出身。流通小売業界、住宅不動産業界、通販業界、飲食・食品業界のコンサルティングを経て、2000年に、リユース業界向けコンサルティング部門を立ち上げ、全国各地に600店舗のクライアントを持つ部門に育てる。元船井総研上席コンサルタント。リユース業界のエキスパートとして、株式上場企業など数多くの急成長企業を作り出してきた。後、2017年2月に船井総合研究所を退職し、2017年3月にコンサルティング会社(株式会社A−DOS)を設立する。 現在、「企業の”あり方”と”やり方”をつなげて、”理念”を”利益”に変える」をモットーにコンサルティングを行っている。リユース業界向けには、TRCコンサルティングを立ち上げ、リユース企業への幅広い支援を行っている。