リユース業界専門コンサルティングサービスTRCリユースコンサルティングを主催しております
株式会社A-DOSの福本晃(ふくもとあきら)と申します。
現在、リユース業界を取り巻く外部環境は、フリマアプリなどのC to Cマーケットの台頭、AI鑑定、大手リユース企業のM&A、オープン型マーケットプレイスの乱立、などスピードを増して刻一刻と変化をしています。
そんな時流の中、今回のテーマは「美術骨董品」です。
「骨董買取」と聞いて以下の思いを持たれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
「骨董って目利きが難しいんでしょ。そんな簡単じゃないよね?!」
「魅力的な新商材は探してはいるんだけど、骨董は誰でもできるもんじゃないよね!」
「AIやシステムに駆逐されないマーケットを探してるんだけど。。。」
「骨董はやってみたいが、得意なスタッフがいないんだよなあ・・・。」
「新規事業はやりたいんだけど、人がいないんだよなあ。。。。」
と色々なご意見をお持ちだと思います。ただ業界の流れは一刻一刻と進んでいるのも事実です。
私自身も、このビジネスモデルを初めに聞いた時は、魅力的なマーケットだけど、簡単じゃないよねと思っていました。
しかし、実際に骨董の生の実績、事例を見る度に、正直考え方を改めざえるを得ませんでした。
改めて、骨董買取専門店をおすすめする3つの理由をお伝えさせてください。
目次
他世代に比べ圧倒的に人数の多い「団塊の世代」(1947年〜49年生)約700万人が、全て後期高齢者にあたる75 歳以上に到達する年が2025 年であり、超高齢社会が到来する「2025年問題」と言われています。
日本の個人金融資産(約1400兆円)のうち200兆円、1人平均約3000万円の金融資産をこの世代が所有しています。
そして金融資産だけなく動産(資産の内、不動産を除いたもの)も多くお持ちの世代でもあります。
自分で買った骨董や美術品も多く所有しているのがこの世代です。
“終活”という言葉も一般化してきましたが、本当に信頼できる鑑定機関がないのも、生活者の本音ではないでしょうか?
そんな時に、信頼のおける骨董・美術品の鑑定・査定をしてくれる企業が求められています。
骨董と聞いて一番すぐ出るイメージは、鑑定が難しいということではないでしょうか?
今回講演して頂くKURAYA様では、その美術骨董品の鑑定・査定を全て、LINEで査定サポートされています。
実はKURAYA既存6店舗の皆様は、全店経験0・知識0の素人スタートです。
では、どんなサポートか?を簡単にご説明すると、
骨董品・美術品の写真を送ると、くらや本部から10~15分以内に査定ポイントと査定参考価格が送られてきます。
その金額はKURAYA本部が保証する買取価格で、その何掛けかで現場で買い取るという仕組みです。
もちろん、売り先は自由で、自社でのネット販売、顧客への販売、本部売却が選べます。
もちろん初期研修も座学、現場オペレーション研修、加盟後アフターフォロー研修も完備されています。
KURAYA代表の山岡社長曰く「3年やれば、ほぼ本部サポートなしできるようになります」と言い切られます。
大量の案件については、全国どこでも出張サポートして頂けます。
AI技術などのテクノロジーの進化により、無料アプリで査定できる商品も増えてきました。
お店に行かずとも、消費者は自分の所有物の価値を知ることができるようになりました。
つまり、お店が持っている情報と消費者が持っている情報が同じもしくは、消費者が持っている情報が上回ってきている状況なのです。
そんな状況の中、人間でしかできない領域の一つがこの骨董・美術品のマーケットです。
コモディティー化(一般化)しないプロしかできない領域の仕事です。
リユース業界では、どの領域もプロしかできない専門性の高い仕事しか残らないと考えています。
いかがでしたでしょうか?
事業領域・規模・年数、事業観などそれぞれの状況の中で、正直、私どももすべての会社様のお役に立てるとは考えておりません。
リユース業を生業とし、スタッフさんと一緒に、新しい未来にチャレンジしたい意志のある方々とご一緒に、歩んでいけたらと思っております。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
リユース業界のこの大転換期の時代に、新しいチャレンジを皆さまと共にできる喜びを噛みしめながら。
当セミナーについて詳しくはこちらをご覧ください。
元船井総合研究所経営コンサルタント。小売・EC業界業界に6年以上携わり、国内リユース事業・輸出事業・輸入事業・OEM商品制作販売事業など ゼロから年商4億の事業に成長させた経験を持つ。WEBマーケティングとEC販売を得意とし、自身もリユース業界をテクノロジーで支援する株式会社NOVASTOの代表を務め、業界の最先端のノウハウを追い求めている。現在のクライアントは、総合リユース・買取専門店・中古工具専門店・ネット型リユースなど多岐にわたる。。