先日、リユースビジネエス研究会という経営者の勉強会で、
会員企業の伊勢屋さんの吉田副社長から、メディアをプレゼントして頂きました!
真ん中の方が吉田副社長(ニックネーム:なみち(´∀`) )
なみちさんは、楽天大学で講師も務められていらっしゃいます~。
頂いたメディアが
「良い値決め 悪い値決め」 田中 靖浩 著
このメディアの225ページになみちさんの事例が出ています。
著者が、愛用していた車を、新車ディーラーで下取りをしてもらって新車を買う際に、担当した営業マンのマニュアル通りではあるが、自分の想い出がたくさんつまった愛車との別れのセンチメンタルな気持ちを組んでくれないやり取りの事例に、背筋が凍った気がしたなみちさん。
リユースショップでも、自分が大切に使ってきた商品との別れに対してどのように、お客様の気持ちに寄り添うことができるかを考えられたそうです。
そこで、思いつかれたのは、”想い出も買い取るリサイクルショップ”
お客様のお持ち込みになられた際に、
「とても大事に使われていたんですね。」
の一言が言えるかどうか?どういう気持ちでお客様に接するのか?
この当りが、買取価格や立地などを超える支持される要素なのかもしれません。
こういった発想をして、すぐ実践しているなみちさん、すごいですね!!
以前から私も、リユースショップの買取は、大げさに聞こえるかもしれませんがお客様のお持ち込みになられた商品=過去の買い物行動=お客様の人生観という意識を持って、商品自体やその購入理由、使用状況などを皇帝する気持ちを組まないといけない。なぜなら、それはお客様の人生観であるから。
というお話をよくさせて頂いておりました。
ITやロボットの進化で、効率を求めるがゆえに、省かれてしまうこういったやり取り。
人間にしかできない 非効率な部分にこそ、効率を超越した次元のお客様に本当に喜ばれる仕事があるのかもしれません。
京都市出身。流通小売業界、住宅不動産業界、通販業界、飲食・食品業界のコンサルティングを経て、2000年に、リユース業界向けコンサルティング部門を立ち上げ、全国各地に600店舗のクライアントを持つ部門に育てる。元船井総研上席コンサルタント。リユース業界のエキスパートとして、株式上場企業など数多くの急成長企業を作り出してきた。後、2017年2月に船井総合研究所を退職し、2017年3月にコンサルティング会社(株式会社A−DOS)を設立する。 現在、「企業の”あり方”と”やり方”をつなげて、”理念”を”利益”に変える」をモットーにコンサルティングを行っている。リユース業界向けには、TRCコンサルティングを立ち上げ、リユース企業への幅広い支援を行っている。