コロナ禍3年目、多くのリユース企業の皆さんは、色んなコトについて
向き合ってこられたと思います。
・自社とお客様との”本当のつながり”は?
・自社が提供している本当の価値は?
・自社が本当にやりたい方向性は?
その中で、問いに対する明確な答えをお持ちの方もいらっしゃると
思いますし、いや~、とにかく目先の業績を何とかしない や
考えても考えてもわからない など 色んな状況があると思います。
・今のままでは厳しい
・現状の延長線上ではきついのではないか
そんな中、ビジネスモデルを変えないといけない、もしくは変えたいという認識は、
多くの皆さんにあるのではないでしょうか。
今日は、そんな方におすすめのの切り口をご紹介できればと思います。
まずは、ビジネスモデルを変える前に、ビジネスモデルの定義を
どうするかが課題です。
ビジネスモデル関連の本をたくさん読ませて頂きましたが、色んな定義が
ある中で、私が一番しっくりきたのが、これです。
前提として、まず全てのビジネスはお金儲けの手段ではなくて
誰かの課題を解決するか?(課題解決)
誰かに豊かさを提供するか?(自己実現)
の2つあると考えています。
本来ビジネスはそういう出発点であり、
売上、利益は結果としてでてくるものであり、
継続のために必要なものであるという考え方です。
特に、このコロナ禍3年で、改めて自分達のビジネスは誰のどんな役に立っているのだろうか?
とお考えになった方は多いのではないでしょうか。
ビジネスモデルを変えるには、ビジネスモデルの定義を再考し、
自分達は、誰のどんな課題を解決したいか?
もしくは
誰にどんな豊かさを提供したいか?
この問いをしっかり、考え言語化し実際に動いていくことをおすすめします。
京都市出身。流通小売業界、住宅不動産業界、通販業界、飲食・食品業界のコンサルティングを経て、2000年に、リユース業界向けコンサルティング部門を立ち上げ、全国各地に600店舗のクライアントを持つ部門に育てる。元船井総研上席コンサルタント。リユース業界のエキスパートとして、株式上場企業など数多くの急成長企業を作り出してきた。後、2017年2月に船井総合研究所を退職し、2017年3月にコンサルティング会社(株式会社A−DOS)を設立する。 現在、「企業の”あり方”と”やり方”をつなげて、”理念”を”利益”に変える」をモットーにコンサルティングを行っている。リユース業界向けには、TRCコンサルティングを立ち上げ、リユース企業への幅広い支援を行っている。