コロナ時代にリユース業界は一体どうなっていくのか?② ~経営者のマインドセット~

業界動向 コンサルタントコラム

こんにちわ!TRCリユースコンサルティングの福本です。

前回に引き続き、WITH・AFTERコロナ時代にリユース業界は一体どうなっていくのか?

についてお伝えしていきたいと思います。

 

目次

【まずは、経営者のマインドセットが大切!】

今回のコロナ禍において、リユース業界はどうなっていくのか?というというご相談やご質問を頂きます。

まずその前に、このコロナ禍に対しての経営者のマインドセットが大切だと思いますので、

その当りをお伝えしたいと思います。 緊急事態宣言が解除されたら、これで元の生活に戻れる!

元の消費にもどるんじゃないか?という意見が一部ありますが、私の意見は、元に戻るのではなく、

まさに新しい価値観で新しい日常(NewNormal)に、変化すると考えています。

消費者が3密(密閉、密集、密接)を避ける行動様式に変化し、その行動の変化が価値観の変化を生み出します。

環境(社会環境、働く環境、遊びの環境、家での環境)が変化し、行動が変化し、価値観が変化するという流れだと思います。



【元には戻らないという認識】

 

いやーそうは言っても、元に戻るんじゃないの?今までもそうだったし。

というご意見があるのもわかります。


がしかし、こう考えてはいかがでしょうか?


元に戻ると考えて、今まで通りのやり方で商売をする!➡結果、やれる事が増えない!


元に戻らないと考えて、今までのやり方を見直して変える!➡結果、やれる事が増える!

仮に元に戻ったとしても、元に戻らないと考えて、行動して変化する方が、

リスクは少ないし、可能性は広がると思われませんか?

 



なので、

経営者は戻らないと考えて、行動する方がいいと思うんです。

仮に元に戻ったとしても、やれる事が増えて、可能性が確実に広がりますから。



【“危機”を“機会”に変える視点が問われている】



ユニクロの柳井社長も記事でこんな事をおっしゃっています。


「今回の感染拡大は、一つの「引き金」にすぎない。株式市場の暴落に代表される世界経済の現状は、

これまでの水面下に潜んでいたさまざまな政治、経済、環境などの問題に本質的な原因があるのだと思う。

こういう時だからこそ、危機の根本原因を謙虚に見つめ、深く考え、原理原則に立ち返って、

新しい経営を行うことが大事だ。自分たちは何のために事業をやっているのか、誰のために役立っているのか、

一人ひとりの個人は何のために仕事をしているのか。


こういったことを自らに問いかけながら、自分本来の原点に立ち返ることが何より重要なのだ。

そして、今回の「危機」を新たな「機会」に変えるために、いままさに古い制度や仕組みを大幅にスクラップし、

ゼロベースから出発して、会社のすべてを変える施策をしている。こんな前向きな発想を持つべきだ。」



まさにその通りだなと共感します。


コロナ禍によって、私たちに問われているのは

 


●自分たちは何のために事業をやっているのか?


●誰のために役立っているのか?


●ひとりひとりの個人は何のために仕事をしているのか?

 


だと思います。


ひとりひとりが原点に立ち帰って考え、その事を再認識する機会だと思います。


そして、その“原点”を元に、ゼロベースから会社を作り変えるという事を考える絶好の機会だと思います。

 


私自身はこう考えています。


●お客様に“新しい体験”を提供しやすい機会


●“社内改革”をしやすい機会


●“新しい需要”を生み出す機会



いかがでしょうか?


まずは、経営者のマインドセットが大切だと思います。

この危機をどんな機会にしていきたいか?ぜひ、考えていきましょう!

 

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