いつも大変お世話になっております。
TRCリユースコンサルティングの千馬です。
本日は「異業種とのアライアンス、協業で買取を増やす」についてお伝えしたいと思います。
目次
ご存じかと思いますが、2018年4月17日に古物営業法が改正されてから、仮設店舗での買取催事が行いやすくなりました。その後、コロナ拡大が進み、一時的に催事買取がしにくい状況がありましたが、ここ最近では平常に近い形で様々な場所での催事買取が行われています。
弊社が運営するTRCC(リユース業経営者勉強会)の会員企業様の中でも、様々な異業種とのアライアンスが進み、催事買取事例も多数出てきています。
そもそも、催事買取(アライアンス&協業)を行うメリット・デメリットは何でしょうか?大きく分けてそれぞれ3つあると思います。
【メリット面】
①ローコスト、ローリスクで自店の商圏外エリアでの買取新規客の創出ができる、テストマーケティングができる
→出店することなく、協業先の拠点で催事買取を行うことができる。出店エリアのテストマーケティングもできる
②協業先の優良顧客に対してアプローチすることができ、新規客の創出ができる、初めての買取体験を提供できる
→主に新品小売業との協業の場合になりますが、新品小売業(アライアンス先)が持つ優良顧客に対し、初めての買取体験を提供することができる
③催事買取をきっかけに、新規顧客との繋がりを作ることができ、来店や宅配買取に誘導できる
→催事をきっかけに顧客化が可能。遠方エリアの場合、宅配買取やECに誘導可能
【デメリット面】
①催事当日のバイヤー派遣コストがかかる
→既存事業を運営しながら、人員を派遣することが必要
②販促コストがかかる
→短期間で集客をする必要が有るため、折込チラシ等の販促コストがかかる、協業先にメリットのある販促物(例:商品券等)を準備する必要がある
③協業先の立地、集客力に依存する部分もあるため、買取できるのかが不安定である
→数字が読みにくい、天候に左右される等不安定要素は一部ある
催事買取で成功するためには下記の2点が特にポイントになります。
①協業先の選定(協業先の客層、取扱商品、立地、保有名簿数、販促の協力の可否)
→例えば、顧客名簿を持っていて、顧客にDMを打てる、SNSで告知できる等の協業先だと当たりやすいです。また、事前告知を店頭で協力してくれる等も重要です。
②当たる販促チラシ作り
→催事買取の場合、多くの場合期間限定で行うケースが多いです。例えば金~日の3日間限定等。その為、短期間で集客をするためには立地にもよりますが折込チラシを2万枚前後配布するパターンが多いです。協業先の客層、商品を考慮して当たるチラシを作成できるかは成功のポイントとも言えるでしょう。
例えば、弊社勉強会会員様では例えば、下記のような催事買取で業績を伸ばされています。
・新品金物店にて工具の買取催事を実施して中古工具買取に成功
・ホームセンターにて、工具の買取催事を実施して中古工具買取に成功
・ホームセンターにて、お酒や貴金属の買取催事に成功
・アウトドア専門店にて、中古アウトドア用品の買取に成功
・釣具店にて、中古釣具の買取に成功
・食品スーパーにて、金やブランド品の買取に成功
・古着専門店(ブランド品の買取はやっていない)にて、ブランド品の買取に成功
そのほかにも、マンションにて、マンションの住民向け催事買取等の事例もあったりします。
このように、ローコスト、ローリスクで催事買取は行うことができます。
企業様によっては、催事買取の専門チームを作り、毎週催事買取で遠征をされているケースもございます。
催事買取は「初めての買取体験」になるケースも多く、リユースの裾野を拡大することにも繋がります。逆に、接客対応が悪かったり、評判の悪いオペレーションをしていると、折角の市場拡大のチャンスを失ってしまうことにも繋がります。協業先との友好関係作りにも影響がでるため、特に初回は丁寧に、丁寧に準備して行う事をお勧めします。
2月17日(金)に弊社が主催するセミナー内でも、上記の催事買取事例をお伝えできればと思っております。ご興味のある方は、是非セミナーにご参加下さいませ。
「お客さんにもっと喜ばれる新しい価値を届けたい」
「今は業績がいいけど、さらに成長させたい」
「お客さんにもっと感謝されるお店にしていきたい」
「自社のお店の価値をあげていきたい」
ひいては
「リユース業界自体の価値もあげていきたい」
とお考えの皆様、ぜひご参加お待ちしております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪
株式会社A-DOS TRCリユースコンサルティング 千馬
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